喘息と言えば小児喘息だけだと思っていませんか? 大人の喘息、成人喘息が急増中!?
こんにちわ。花粉症対策研究家のジャバラーです。
花粉症と喘息は同じT型アレルギーであり、その両方に悩んでいる方が多いので喘息対策についても研究しています。
私が幼少の頃、私の周囲にも何人か喘息を患っている子がいました。
それで子供心ながらに喘息というのは、子供がかかる病気なんだなと漠然と考えていました。
風邪を引いて小児科に行くと、喘息についてのポスターが必ずと言っていいほど貼ってあり、
そのポスターには小さな子供が描かれており、やはり子供の病気なんだなというイメージを強くしていました。
大人になってから、他ならぬ私自身が成人喘息を発症するまでは。
皆さんの中にも大人になってから急に喘息を発症した方はいませんか?
大人の喘息は子どもの喘息より重症化しやすいと言われています。
この記事では、成人喘息の症状・原因・対策をご紹介します。
もくじ
1.大人の喘息は治りにくい!?
2.10年で倍増!?大人の喘息の現状と症状
3.年間1500人!喘息による死者
4.大人の喘息の症状と原因
5.私が体験した成人喘息の原因 気温差
6.私が体験した成人喘息の原因 肥満喘息
7.喘息対策はまず殺虫剤を使わないダニ駆除から!
大人の喘息は治りにくい!?
そもそも私は、喘息だけでなく、花粉症も幼少期の頃は全く患っておりませんでした。
同じく花粉を原因とするアレルギー性結膜炎は、子供の頃に発症しましたが、鼻炎は全くでした。
高校生になったある時、突然鼻水が大量に出るようになりました。
それ以来毎年花粉症に悩まされる様になりました。
花粉症をはじめとするアレルギーの大きな特徴は、一度発症してしまった場合、一生お付き合いを続けることになる可能性が高いということです。
喘息の場合、小児喘息だと12〜13歳ごろまでに50%が自然に治ります。
そこで治らず、16歳を超えてしまうと、治りにくくなってしまいます。
成人してから発症する喘息は余計治りにくいと言うことは、想像に難くありませんね。
大人の喘息は自然治癒する確率は10%以下と言われています。
10年で倍増!?大人の喘息の現状と症状
喘息と言えば、子供の病気だと思われがちですが、実際には日本では、子どもの5〜7%、大人の3〜5%が喘息にかかっているといわれています。
実は成人喘息の患者は、小児喘息患者と比較しても決して少なくありません。
大人の喘息は、現代において急増しており、
平成22年12月に開催された「厚生科学審議会疾病対策部会 第4回リウマチ・アレルギー対策委員会」で、大人が発症する喘息(成人喘息)がここ10年で倍増したことを報告されています。
出典:https://goo.gl/Q1oZFK
また、30年で3倍に増加したと言うデータもあるそうです。
私が発症したのは20代ですが、特に40代を過ぎてから発症するケースが多いと言われています。
また、子供の頃に発症した喘息が、大人になってから再発するケースも増えています。
年間1500人!喘息による死者
厚生労働省人口動態調査によると、5〜34 歳の年齢階級別喘息死亡率は、1990.2年には 10 万人当たり 0.7 人であったが、1996 年以降減少し始め 2001 年には 0.3人にまで減少した。
また、全年齢における喘息の死亡数は、1990.2 年 7,253 人とピークを示した後 1996 年 5,926 人と減少し、1998 年 5,080 人、2000 年 4,427 人、2001 年 4,014 人、2004 年 3,283 人と順調に減少し、2006 年は 2,778 人とさらに減少し、
5〜34 歳の年齢階級喘息死亡率と同様の減少傾向を示している。
出典:https://goo.gl/HMZDPB
喘息は、咳が出て苦しいけど、命に関わる病気ではない、と言う思ってらっしゃる方も多いのですが、実は喘息で亡くなる人は非常に多いのです。
実は90年代は5000〜6000人の人間が喘息で亡くなっていました。それ以降死亡者数は年々減少しています。
しかしそれでも、年間1500人程の人が、今でも喘息で死亡しています。
亡くなる人のほとんどは、60歳以上の高齢者です。
大人の喘息の症状と原因
大人の喘息の症状もまた、小児喘息と同じです。
ヒューヒュー・ゼイゼイと言った喘鳴(ぜんめい)と共に、咳が止まらなくなります。
私が経験した成人喘息は、喘鳴や痰は全くありませんでしたが・・・
そして喘息の原因ですが、これも多岐に渡ります。
花粉・ダニ・ハウスダスト・・・などのアレルゲンが原因になる事はもちろんですが、大人の喘息の場合は、不規則な生活やストレスが原因となることも多いです。
睡眠不足・夜更かし・飲酒・喫煙・排気ガス・・・
と言ったものから、アスピリンと言った解熱剤が原因で発症することもあります。
喘息患者の10%はアスピリン喘息であると言われています。
不規則な生活が原因なだけに、特効薬みたいなものがある訳ではなく、生活習慣を改めるしかない状況です。
それが中々出来ないから問題なのですが・・・
その中でも私が体験した喘息の原因だと思われるものをご紹介致します。
私が体験した成人喘息の原因 気温差
私が大人になってから喘息を発症したのは、2010年5月のことで、その年は花粉の飛散料は大したことは無かったものの、記録的な寒い月だったことを覚えています。
5月であったにも関わらず、連日3月並みの気温が続いていました。
ある時から突然咳が止まらなくなったのは、まさしくその様な寒い日が続いた時期でした。
5月というのは年によって、真夏日と言われるぐらい暑い日が続くこともあるし、逆に2月・3月並の気温になってしまうほど涼しくなることもある、非常に気温差が激しい月です。
この気温差によって、体調や免疫システムが、おかしくなってしまったのが私の喘息発症のきっかけだったのかもしれません。
季節の変わり目、気温差が激しくなる季節は要注意です。
私が体験した成人喘息の原因 肥満喘息
もう一つ、喘息発症の要因として考えられるのが肥満です今はダイエットしてかなり痩せましたが、当時の私はかなり太っていました。
仕事が激務だったのと、ストレスから暴飲暴食をしてしまっていて、お腹がかなり出ていました。
実は肥満と喘息には密接な関係があると言われています。
BMIが30を超えると、喘息の発症率は2倍になるという研究結果も報告されています。
どうして肥満だと喘息を発症するのでしょうか?
お腹の体脂肪が肺や気管支を圧迫するから?
それは何となく想像しやすいのですが、それだけでは無いようです。
実は、脂肪細胞が分泌しているレプチンと言う物質が、気管支を炎症状態にしやすくしているらしいと言うことがわかってきています。
やはり現代特有の不規則な生活が、花粉症や喘息・アトピーと言ったアレルギーと、密接に関わっているようですね。
喘息対策はまず殺虫剤を使わないダニ駆除から!
小児喘息も、大人の喘息も、喘息は決定的な特効薬は無い状態です。
特に成人喘息は、一度発症してしまうと完治は非常に難しい。
様々な治療法を試して、駄目だった方も多いと思います。
あちこち病院を回ったりすると、それだけで膨大な費用がかかります。
そこで大金をはたいて、様々な喘息治療法を試したにも関わらず効果が出ず、途方に暮れている方へ。
アレルギーはまず原因となるアレルゲンを除去することが第一です。
喘息の原因を色々と紹介しましたが、その最たるものは、ずばりダニです。
我が家にダニなんていない!と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、喘息の原因となるチリダニと言う種類のダニは肉眼では見えません。
そして以外かもしれませんが、チリダニは人を刺しません。なのでダニに刺されたことなんかない!と言う方も安心は出来ません。
チリダニが喘息の原因になるのは、刺されるからではなく、死骸やフンを吸い込んでしまうからです。
気付かないだけで、チリダニは大概の日本の家屋には生息しています。
喘息の原因は皆さんの家のじゅうたん、畳、ソファ、カーテン、布団に潜んでいるのです。
このチリダニを駆除することが喘息対策の王道になります。
ダニ退治と言えば、ドラッグストア等に多くの防ダニ商品が売られていますが、大抵のものは殺虫剤が使われています。
子どもや妊娠している方がいる家庭では、使わない方が良いです。
また殺虫剤はダニを殺すだけなので、死骸を吸い込んで発症する喘息の対策としては全く意味がありません。
ではどうすれば良いのか?
それは潜んでいるダニをおびき出し、一箇所に集めて捕まえてしまうことです。
そこで殺虫剤を一切使わず、ダニを一網打尽にすることが出来る『ママのためのシュシュッと簡単ダニスプレー』と『ママのための置くだけ簡単ダニシート』をおススメします!
殺虫剤を一切使っていないので、お子様から大人まで、妊娠している方でも安心して使って頂けます。
使い方もいたって簡単。もう毎日大変な掃除機がけとはサヨナラ出来ます。
当サイトの管理人であるジャバラーが、ダニよけスプレーと、ダニ捕りシートを実際に購入して使ってみて、その感想を本音で紹介しています。
是非一度ご覧になって下さい。