季節別花粉の種類・対策 春

花粉は1年中飛んでいます。春に飛ぶ花粉の種類とその対策方法をまとめています。

春は花粉症の代表的な季節です。

 

春になるとメディアは一斉に花粉情報を報道するのが、いつの間にか風物詩になってしまいましたね。

 

春に飛ぶ花粉の種類は以下のものになります。

種類 時期・地域など 詳細
スギ

2月〜5月
北海道をのぞく全国に生息

花粉症の代表格
2500万人がスギ花粉症に
患っていると言われる
暖冬の年は1月から飛び始めることもある

ヒノキ

3月〜5月
本州中部〜九州に生息

建築材として使われている
スギ花粉症を患っている人の7割が
ヒノキ花粉症も発症していると言われる

ハンノキ

1月〜5月
全国に生息

スギのない北海道にも生息
花粉症を発症させる
湿地に多い
口腔アレルギーを起こすことがある

シラカンバ

4月〜6月
関東〜北海道に生息

北海道で多くの花粉症を起こす
口腔アレルギー症候群
(果物を食べると口の中が痒くなる)
の原因になることも

コナラ

4月〜5月
全国に生息

全国の山野に幅広く生えている
街路樹にも利用される

春は新聞やテレビ、ネットなどあらゆるメディアが花粉情報を流してくれるので、メディアをチェックし、花粉の飛散地域や量をしっかり把握することが大切です。

 

春は針葉樹林を中心とした背の高い木が花粉を飛ばします。
春一番の風に乗って花粉は広く拡散します。

 

 

画像は春花粉の代表格であるスギです。

 

この時期とる対策としては、花粉をなるべく体内に取り込まないように、窓をなるべく開けない。布団や洗濯物は室内干しにする。

 

外出時はマスクや帽子を着用する。などを心がけるとよいでしょう。

 

外出時はマスクをすると、花粉を吸い込んだり、万が一くしゃみが出てしまった時に周囲に配慮が出来ます。

 

また帰宅したらうがいや手洗い、洗顔をこまめにすることも大事です。花粉もウイルスと同じ心がけで基礎的な対策を行うことが出来ます。