季節別花粉の種類・対策 夏

花粉は1年中飛んでいます。夏に飛ぶ花粉の種類とその対策方法をまとめています。

夏になるとメディアの花粉報道は落ち着きます。それと共に花粉症のことは忘れ去られて行き、気温の上昇と共に人々はマスクを外し始めます。

 

しかし、この時期も引き続き花粉は飛んでいます。私もアレルギー性結膜炎が初夏まで治らないことが何度もありました。

 

夏に飛ぶ花粉の種類は以下のものになります。

種類 時期・地域など 詳細
カモガヤ

4月〜7月
全国に生息

夏花粉の代表格
明治に牧草として北海道に輸入された
現在では野生化し幅広く生息している

オオアワガエリ

5月〜8月
全国に生息

カモガヤと同じく明治に牧草として北海道に輸入された
現在では野生化し幅広く生息している

ハルガヤ

4月〜7月
全国に生息

カモガヤと同じく明治に牧草として北海道に輸入された
現在では野生化し幅広く生息している

夏はイネ科の植物が一斉に花粉を飛ばし始めます。

 

の花粉は針葉樹林を中心に背の高い樹木が花粉を飛ばしていたため、花粉の飛散は広範に渡りましたが、夏の花粉は背の低い草が中心になりますので、花粉の飛散範囲は限定的です。

 

なのでまず、草むらや河川敷など雑草が茂っている所に近寄らないことが大事です。

 


著者:onigiri-kun

 

画像は夏花粉の代表格であるカモガヤです。

 

しかし上記した草は、日本全国の野原から街にいたるまであらゆる所に生息しています。

 

そこで地域で協力して草刈りを行うなどしてみるといいかもしれません。

 

夏に花粉が飛ぶということはあまり知られていないので、多くの人は鼻水や、かゆみなどの症状が出ると夏風邪と誤解してしまう方も多いです。

 

中々治らないなと思ったら花粉症を疑ってみましょう。