海外の花粉症事情

日本では国民病となっている花粉症。海外ではどうなのでしょうか?海外の花粉症事情をご案内します。

日本ではもう国民病と呼んでも差し支えないであろう花粉症ですが、花粉を飛ばす草木は当然海外にも生息しているわけです。

 

で、あれば海外でも花粉症に苦しんでいる人達はいるのでしょうか?

 

日本に住んでいると海外の花粉症事情の話はあまり聞きませんね。そこで、海外の花粉症事情を調べてみました。

海外ではブタクサなど牧草による花粉症があります

 

調べてみた所、海外では日本の代表格であるスギ花粉はほとんど問題になっていないようです。

 

しかし、だからと言って花粉症が海外にはないと言うことではありません。

 

海外、特に北アメリカ・カナダでは主に牧草として用いられるブタクサ、またヨーロッパでは、カモガヤなどイネ科の植物による花粉症が人々を苦しめています。

 

これらの植物は主に牧草に用いられている草なので、欧米では花粉症を枯草熱と呼ぶことも多いです。

 

しかし海外から見ても、やはり日本の花粉事情は異様に映っているようです。

 

日本のスギ花粉症ほど一定期間に大量の飛散があり、患者が急増して社会生活に大きな影響を与える現象は世界にも類をみません。

 
外国人が日本に来ると、日本人の多くの人がマスクを着用していて驚く、と言われます。海外では花粉症対策にマスクをする、と言う習慣があまりないそうです。また医師もあまりマスクをすすめていないとのこと。

 

考え方の違いもありましょうが、やはり日本のスギ花粉症に比べると海外の花粉症はそれほど重要なものだと認識されていないようです。

 

よく日本特有の文化や現象のことをガラパゴスと呼んだりしますが、日本のスギ花粉及びそれに対するお祭り騒ぎもまた、ガラパゴスな現象なのだと呼べそうです。

 

日本の花粉症の代表格であるスギ花粉症は日本特有のものであり、さらにこのスギ花粉症の原因が戦後の拡大造林政策の失敗とその放置による人災であると言うことを花粉症は人災?の記事で詳しくご紹介しました。

 

 
さらに特筆すべきは、海外の花粉症の原因になっているカモガヤやブタクサは、日本でもそれぞれの花粉症の代表格であり、さらにこれらは明治期に牧草用として日本に輸入されたものが野生化して日本中に広まったものであると言うことです。

 

こうしてみると花粉症は、近代以降日本が発展のために元々あった自然の生態系を作り変えていったことによるしっぺ返しとも言えそうです。 

 

花粉症が自然に対する日本人の驕りに対する戒めであるなら、北山村のじゃばらは、花粉症に苦しむ日本人に対して大自然が与えてくれた助け船であるのかもしれませんね。そもそも発見の経緯からして奇跡みたいな話ですから(笑)

 

じゃばらがもっと知られて、海外でも花粉症対策として有名になり、世界の「JYABARA」になったらいいなぁなどと夢想する日々です(笑)

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